副部会長所信

日本青年会議所石材部会

2025年度 副部会長所信

一般社団法人 宮崎青年会議所 所属
視点変革グループ副部会長 柿塚 健太郎

未来への視座を開こう

■はじめに

 私の父がJC現役であった1990年代、石材加工の中心は中国へ移り変わりつつありましたが、それでも多くの石材店が工場、加工場を備え、国内産地より仕入れた石で自社加工を行っている時代でした。私も幼い頃父に連れられ、天山石の丁場へ石の買い付けに行き、自社工場で加工している姿を見て育ちました。しかし、それから30年の年月が過ぎ、石材や送葬を取り巻く環境は新型コロナウイルス感染症も経て大きく変わりました。終の棲家がお墓の時代から、お墓も選択肢としてある時代に変わった今、石材業界の未来を担う私たちが業界の発展に貢献するためには、これまで先輩諸氏が紡いでこられた伝統を守り続けると同時に、新しい視点を果敢に取り入れ挑戦していく必要があります。

■40周年記念事業・国内研修事業

 石材部会は2025年で40周年を迎えますが、40年前と現在ではお墓や石材を取り巻く環境は大きく変わりました。石材加工の大部分が海外へ移り変わっただけでなく、送葬の多様化、墓じまい、円安や人件費の高騰、石材業を取り巻く環境が厳しい時代は今もなお続いています。しかし、石材業に従事する我々の至上命題は「石を売る」ことです。石材業の次代を担う、担っていく我々は悲嘆に暮れているばかりではなく、業界に差す一筋の光をつかみ取り、業界の新たな価値を創造していく必要があります。

長い歴史の中で培われた職人の技術や知識、そして伝統的な文化という「型」を大切にしながらも、国内外の多様な視点を取り入れ新しい発見や学びを得て、柔軟な発想で私たちの常識を見直し業界全体の成長につなげ未来を切り開く機会を提供してまいります。

■卒業式

 石材部会では2025年度、8名の現役会員が卒業を迎えます。石材部会が歩んできた40年間、そこには常に時代の変革の起点として石を通じて明るい社会を創造してきた先輩諸兄姉、仲間たちの歴史があります。卒業式を通じ今年度卒業生を盛大に送り出すとともに、全国の先輩諸兄姉や仲間とのつながりをさらに深めることで、これからの市場創造に寄与し、石を通じて明るい社会を創造する石材業界人の団結力を深める場を構築してまいります。

■積極的な会員拡大情報の収集と共有

 日本青年会議所業種別部会の中でも石材部会は歴史のある、現役会員数が多い部会の1つとなっていますが、しかし、部会の未来を支えるためにも会員拡大は重要な課題です。新しい会員を迎えることは、部会に新たな視点をもたらし活性化させる原動力となります。

各メンバー間の交流の機会を創出することで会員間の友情とネットワークを更に強固なものにすると同時に、対内外へ石材部会の活動を積極的にアピールすることで、全国に散らばる新たな仲間の情報発掘を図り、業界内での更なる認知度を高めてまいります。

■結びに  全国約24,000人がいる日本JCにおいて、次代を担う同年代の石材に従事するメンバーと出会うことができる機会がJC石材部会にはあります。JAYCEEとしての高い志と強い意志を持った青年経済人として、伝統を重んじながらも石材業界がこの先進んでいく新たな道を照らす一筋の光を見出せるよう邁進してまいります。

日本青年会議所石材部会 

2025年度 副部会長所信

一般社団法人 江別青年会議所 所属
知見探求グループ担当副部会長 佐々木 亨暢

学びを型に、型を超えて

■はじめに

知見探求グループの活動は、私たちの目指す未来の石材業界を構築し、その存在価値を広く示していくために必要な知識と経験を得る機会を提供します。このグループを通じて、メンバーが共に学び、育み、「型」をつくり、それを「破る」ことに挑戦し続ける、存在感のある組織の実現を目指していきます。

■40周年記念式典

 石材部会は2025年度40周年を迎えます。今後も業界を支え、ともに発展していける組織であることを対内外に認知されていなければ相互の発展に寄与することはできません。石材部会に所属するメンバーが誇りに満ち溢れ持続的に業界をリードしていくために、これまで連綿と石材部会を発展させ続けていただいた先輩諸兄姉への感謝とこれまでの活動を振り返ることを「型」とし、さらにそれを「破る」インパクトのあるビジョンの提示に挑戦することで、この先10年私たちが最先端を走り続けることのできる石材部会を目指します。

■国内研修事業

 国内研修事業は石材部会の事業の中でも特に重要な事業です。私たち石材部会が社会の変化を捉え、新たな挑戦に取り組むリーダーとならなくてはなりません。本年ではメンバーが社業においても変革を起こせる人財となるために、石材業界の既知の技術を組み合わせ実際に「型破り」を行った事例を調査、研究し、実例から学ぶことで、新たな知見と新たなことに挑戦できる姿勢を学ぶ機会を提供します。「型破り」を行えるメンバーが各地で活躍し、フィードバックを続けられる、メンバー同士が高め合える石材部会となります。

■グループ委員会の運営

 グループ委員会の運営は組織運営を行う上で一番の基盤となります。事業構築の最前線であるグループ委員会が事業を最大限まで高め、その後を築くメンバーの育成ができなければ石材部会のさらなる発展は望めません。知見探求グループでは、事業の調査、研究段階から多くのメンバーを巻き込み、参加したメンバー自身が今後事業構築をしたくなるような体制を整えます。グループ委員会の活性化のために、現地調査、事業計画、実施までに現地でのグループ委員会をメンバーの事情に最大限配慮した状態で実施し、所属するメンバーが交流と学びを得る機会を提供します。また、会員を増強し次代へ継ぐために、現地実施をすることで、各地域の業界の現状を深く知り会員拡大だけではなく会員拡大を行えるメンバーを増やします。そして、良質な広報活動を行うために、当事者意識を持ったメンバーがそれぞれ広報を行うことで、思いを伝え動員につなげます。自ら事業構築をしたいメンバーで構築され、それを次代のメンバーが引き継ぎ発展させることのできる石材部会を実現します。

■結びに 知見探求グループは私たちの未来を拓き、業界の共存と成長を支える存在となります。メンバー一人ひとりが主体的に動くことで、業界全体により大きな活力を与えられるよう、それぞれの場で英知と勇気と情熱を発揮していきます。この一年を通して、業界の未来とメンバーの成長がよりよい社会を構築していけるよう、邁進してまいります。

日本青年会議所石材部会

2025年度 運営専務所信

一般社団法人 鳴門板野青年会議所 所属
運営専務 大西 正起

つながり深め未来へつなぐ

■はじめに

本年、40周年の節目を迎えた日本青年会議所石材部会は、その長い歴史の中で培われた伝統や礎という「型」を大切にしつつも時代の変化に対応し、新たな価値を創造し続けていくことが求められています。加えて、より良い組織運営と持続的な成長のためには、会員同士のつながりの強化と会員拡大が重要であり、そのためにも対内外に向けた広報活動は大切です。先輩諸兄姉が築き上げ、今に受け継いだ「型」を尊重し守り続けながらも、その枠を超えて新たな挑戦を生み出す意志を胸に刻み、部会として更なる飛躍を目指していかなくてはなりません。

■円滑な運営を実現するために

これまで石材部会は円滑で力強い運営が行われてきました。その積み重ねをしっかりと受け継ぎ、さらなる発展を意識した部会運営を目指して参ります。円滑な運営のためには会員同士のコミュニケーションが不可欠です。会員同士の絆を意識して常に関心を持ち、耳を傾ける姿勢を心掛けます。また、会員間で情報の偏在が生まれないよう情報共有を徹底し、全体を支えながら調和を図る扇の要のような役となることでつながりを深め、全体が一丸となれるよう努めてまいります。

■次代へとつなぐために

組織が持続的に成長するためには、新たな視点とエネルギーが必要です。会員拡大と広報活動は、部会に新しい風を吹き込み、未来を切り拓く原動力となります。新たな仲間を迎え入れることで、石材部会はより強固な基盤を築き、次代へとつなげられる組織へと成長していきます。また、広報活動を通じて全ての会員が自らの価値を実感でき、高い意識と連帯感を持てる部会を目指し、全力で取り組んでまいります。

■結びに

礎を大切にしながら、次代につながる光を探し求め、新たな道を切り拓いていく。そのために、全てのメンバーと共に歩む一年にしたいと考えています。石材部会がかけがえのない存在となるよう、全ての会員がこの一年を通じて成長を実感できるように全体を活性化し、部会活動に誇りを持てる充実した一年をつくり上げることをお約束し、石材業界のさらなる発展に向けて尽くしてまいります。