部会長所信

2021 年度 日本青年会議所 石材部会 部会長所信
一般社団法人 埼玉中央青年会議所 所属
原 真
今を生きる

〔基本方針〕
1. 今を受け入れる
2. 過去を顧みる
3. 未来を見据える

■はじめに
いつの世でも変わらぬ物があって、どんな人にも平等に与えられる物がある。
ただ、その捉え方・使い方・過ごし方は人それぞれで、
前向きに捉える人もいれば、後ろ向きに捉える人もいる。
大事に使う人もいれば、粗末に使う人もいる。
楽しそうに過ごす人もいれば、つまらなそうに過ごす人もいる。
今というこの「時」を、如何に捉えて、如何に使って、如何に過ごすか。
その姿勢次第で、人生は如何様にも変えていける。
本年は、改めて自分自身の生き方を考える一年としたい。

■今を受け入れる
目に見えない恐怖。先の見えない不安。
人の力ではどうすることもできない自然の力。
未曽有の事態により、失われる物があり、失われる事がある。
逆にその中で、生まれる物があり、生まれる事がある。
こうした難局だからこそ、どうするべきか、真剣に考える。
苦難に追い込まれるからこそ、どうあるべきか、本気で考える。
苦しみには、意味がある。難があるから、有難い。
今を受け入れ、自然と折り合いをつけながら、今を生きよう。

■過去を顧みる
人は忘れる生き物である。
嫌なことだけではなく、大切なことまで忘れてしまう。
恵まれた環境に慣れてしまい、それが当たり前になってしまうと
いつしか感謝の気持ちを忘れてしまう。
そうした事を忘れぬようにするための、慣習がある。
過去に想いを馳せ、現実と向き合い、未来を願う、場所がある。
時間をかけて培われてきた、文化がある。
時を超えて残り、時を超えて宿る「石」という自然の恵みを扱う我々には
そうした物事の価値を、自分の言葉で伝えていく使命がある。
過去を顧み、大切なことを思い出しながら、今を生きよう。

■未来を見据える
目先の事に集中するあまり、目指す先のことを見失ってしまうことがある。
悲観的な言葉につられて、希望を見失ってしまうこともある。
この先どうなってしまうかという、受け身の未来ではなく
この先どうしていきたいかという、意志のある未来を描きたい。
目先の未来から、遥か先の未来まで
自分のことだけではなく、周りの人や地域・社会のことまで
長く広い視野で、前向きに未来を考えたい。
未来を見据え、可能性を信じて、今を生きよう。

◼️むすびに
私たちが目指す「明るい豊かな社会」という理想像は、如何なるものか。
その定義は人それぞれであろうが、私は「皆が、生き生きとはたらく様」だと考える。
そうした生き様は、誰かにやらされる様ではなく、自ら進んで行う様である。

この先どうなるかは誰にもわからないが、誰もが必ず迎える事がある。
限りあるこの「人生」を如何に捉えて、如何に使って、如何に過ごすか。

社会に貢献するといった高い志に加え
なるようにしかならないといった気楽さも持ち合わせつつ

先人達が与えてくださり残してくださった恩恵に感謝し
今というこの時を生きる仲間達と共に
希望を持って、心豊かに生きていこう。